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コラム: 任天堂

月曜日, 5月 28th, 2007

任天堂のWiiやDSが、よく売れている事はご存じだろう。
プレイテーションは何故苦戦しているのだろうか。
あれだけの機能と性能を持ち合わせているのに。

タイム誌が選ぶ「世界でもっとも影響力のある100人」に任天堂の
宮本専務が選ばれていた。任天堂の一人勝ちといえる事がこんなところまで
影響を与えている。

ソフトを売る任天堂、ハードを売るソニー。
この違いが勝敗を分けている。
WiiとDSというハードが売れているように感じるが、WiiやDSは
「語学」「脳トレ」などのソフトを売るためのコンソールとして
存在しているのだ。
Wiiのゲームコンソールはゲームを直感的に容易くみんなで遊べる様に
設計されている。これも大きな違いだ。

現在、人の感性は生活の向上を目指す時代。
「より抽象度の高い概念」の効果があるため形より様式に意識がいく。
そのため、モノより用途、ハードよりコンテンツを求める感性が強く
働く時代なのだ。

しかし、これは普遍の事実ではない!
ソフトとハードの感性トレンドの波にも転換点がある。
ソニーはこの転換点まで辛抱出来れば、一発逆転もあり得る。
とはいえ後、6年は辛抱だが・・・

感性豊かな宮本氏のようなクリエイターがいる任天堂の躍進は
彼の感性が鈍らない限り、この転換点をむかえても変わらないだろう。

感性アナリスト 虎島秀一